発行者: 05.12.2022
プロジェクターが網膜にピントを合わせてくれるので、使用者はメガネやコンタクトレンズや眼の調節機能を使わなくても、ハイビジョンクラスの解像感で映像を見ることができる。しかもレーザー光のエネルギーはごくわずか、人体にダメージを与えないレベルに抑えられているので安全だ。 すべてのロービジョンの症状に有効なわけではないが、眼球の前部、眼のレンズである水晶体や、水晶体を支える毛様体筋などに障害のある人なら、ロービジョンの改善が期待できる。視覚障害がない筆者も、実際にこの機器を装着して、色鮮やかで美しい映像を見ることができた。 ただ網膜に映像を投影する仕組みのため、水晶体やその後ろにある硝子体が濁っているなどの理由で網膜までプロジェクターの光が届かない人、網膜やその視神経が機能を失っている人の場合は、残念ながら視覚の改善は期待できない。だが網膜の機能が一部でも残っている人なら、その場所に映像を投影することで映像が見られる可能性があるという。. 映像を視聴しながら、後ろがちゃんと見えると言う点にも注目したいです。 ウォークマンを思い出してください。ステレオの前に人間が来て音楽を聴くというのがそれまでの世界でした。ところがウォークマンはステレオそのものを人間と一緒に持ち出すことができるようにしました。単に持ち出しただけではなく、景色と一緒に楽しめるという新しいオーディオの楽しみを実現しました。 このデバイスは、ビジュアルの面での新しいウォークマンだ。そんな感じがするのです。 映画にふさわしい場面がきっと世の中にはある。その場所に行ったり、歩いたりしながら、その映画を楽しむ。そうすればこれまでとは全く違う新しいライブエンターテイメントができるでしょう。映像と周囲にある現実との間の関係性を根底から変える、そんな潜在能力を持っている機器だと思います。 今のところは音を再生することができませんが、ここは自分の持っているBluetooth機器などを上手く活用していけばよい。発展の可能性は無限大で、ARだけでなくシアター用途でコンテンツを楽しむのもいいと思います。.
麻倉 なるほど。安全性は担保されているわけですね。少し周囲がにじむ部分印象もありましたが……。 手嶋 ここはモジュールの調整次第で改善できる部分となります。 麻倉 あとは、視界の中にすこしもやもやしたものが入ることがあります。これは何ですか? 手嶋 飛蚊症ですね。誰しも目の中には粒子状の物質などが浮かんでいるのですが、網膜投影するとこの影が映りやすくなります。. 麻倉 (実際にメガネを掛けながら)確かにどこを見てもピントが合いますね! 映像に集中していたら、周囲の人物が見えなくて戸惑うといったことがありません。 手嶋 掛けて体験いただけば分かると思いますが、映像の後ろに透けて見える背景と映像の両方にピントが合うと思います。映像を見ながらでも、ハッキリご自身の手や周囲にいる人物の表情が見られます。民生用のRETISSA DisplayはHDMIで入力した映像を網膜に投影するというシンプルな機能のみで、いまはiPadから映像を出力していますが、例えば電子書籍を表示した場合、その文字が手のひらの上でも壁の上でもハッキリと見えるはずです。ここが既成のARグラスではなかなか難しいことだと思います。固定の光学的距離にピントを合わせてコンテンツを見ると、目の前に実視界が広がっているのに、実際にピントが合うのはコンテンツの位置のみになってしまうためです。網膜ディスプレーは映像が視界に自然と溶け込む技術と言えます。 麻倉 確かにARにはもってこいの技術です。 手嶋 ただし弱点もあり、目をそらすと映像が消えてしまいます。 麻倉 目をそらすと映像が切れるのにはいいところと悪い面があって「消せる」ともいえるし、「消えてしまう」とも言えますね。 手嶋 はい。仮想スクリーンは常にコンテンツが出ているため視界を奪ってしまいます。しかしRETISSA Displayでは目をそらせば情報を消すことができます。ここはフォーカスフリーを実現するためのトレードオフとなる部分で、瞳孔の中心に光を通す仕組みのメリットでもあり、デメリットでもありますね。将来的にはアイトラッキングを実装して、こういった問題を解決できるかもしれません。.
私がこのデバイスを最初に体験したのは、1月のCESでした。網膜に直接投影するなんて恐れ多いことをよくやったなぁと思っていたのですが、実際に体験してみると、展示会のように人で混雑した空間でも、熱帯魚の映像が際立っていました。後の情報量に負けないしっかりとした映像の表現力がある。これも凄いと思った部分です。 これはレーザーの力でしょう。非常にはっきりしているし、RGBの発色と言う点でも申し分ない。スペクトラムも各色が立った理想的なものになっています。. 他のARグラスとの最も大きな違いは、外側からは何を見ているのか、わからない点です。投影部をメガネの内側に入れられる点も技術者のこだわりポイントで、これをどんどん小さくしていけば、かけている本人しかわからない状態にできる。つまり視覚障碍者の方が身に着けていても目立つ外観にならないということです。光学部品自体をどんどん薄く・小さくする研究も進めています。 麻倉 将来的に目指すのは、完全ワイヤレスでしょうね。第1号製品は、すこしごつい印象ですが、フレームのデザインにも気を配ってほしいですね。 手嶋 両手で押さえて固定したり、ケーブルのテンションがあったりとまだまだ使いにくい面があるのは理解しています。ただメガネの形になっていますが、プロジェクター部分は簡単に取り外せますので、自作のフレームを利用したり、既存のHMDを改造したりしていただくことも可能です。RETISSA Displayはあくまでも「ライトフライヤー1号」みたいなもので、とにかく飛んでみようというものです。まずは網膜投影で映像を見てもらいたい。そのために必要十分な機能を提供する。医療用を出すまでの間に民生機を改良し、プロダクトラインを強化していきたいと考えています。 麻倉 いまは片目だけの表示ですが、欲を言えば両目にしたい気もします。 手嶋 実は2台買えば、現状でも両眼視用のHMDにできます。視差を使って立体感を出すことも技術的には可能です。1台でも高価な機種なので、2台買うというのは現実的ではないかもしれませんが……。.
網膜上に映像を描き出すアイウェア、7月から発売 網膜に直接映像を投影するメガネ型デバイス「RETISSA Display」 視力がなくても見える!網膜にビジョンを映すQDレ-ザ. 他のARグラスとの最も大きな違いは、外側からは何を見ているのか、わからない点です。投影部をメガネの内側に入れられる点も技術者のこだわりポイントで、これをどんどん小さくしていけば、かけている本人しかわからない状態にできる。つまり視覚障碍者の方が身に着けていても目立つ外観にならないということです。光学部品自体をどんどん薄く・小さくする研究も進めています。 にっかり 極 手嶋 両手で押さえて固定したり、ケーブルのテンションがあったりとまだまだ使いにくい面があるのは理解しています。ただメガネの形になっていますが、プロジェクター部分は簡単に取り外せますので、自作のフレームを利用したり、既存のHMDを改造したりしていただくことも可能です。RETISSA Displayはあくまでも「ライトフライヤー1号」みたいなもので、とにかく飛んでみようというものです。まずは網膜投影で映像を見てもらいたい。そのために必要十分な機能を提供する。医療用を出すまでの間に民生機を改良し、プロダクトラインを強化していきたいと考えています。 麻倉 いまは片目だけの表示ですが、欲を言えば両目にしたい気もします。 手嶋 実は2台買えば、現状でも両眼視用のHMDにできます。視差を使って立体感を出すことも技術的には可能です。1台でも高価な機種なので、2台買うというのは現実的ではないかもしれませんが……。.
BluetoothAR. RETISSA DisplayHDMIiPadAR AR ドリアン(バキ) RETISSA Display.
RETISSA Display RGBEL3 . 7 AR. 1CES RGB.
麻倉 体験した感想としては、テレビやスクリーンを見に行くという感覚ではなく、自然に向こうから来て「空間に浮いている」感じがあります。不思議に人工的な感じがしません。 手嶋 RETISSA Displayは、実視界の中に見せたい映像を割り込ませ、上書きするデバイスなのです。ディスプレーなど二次的なスクリーンに映像を投影してそこに目のピントを合わせてもらう必要がない。今までの見え方とは全然違うのではないでしょうか? 麻倉 RGBの成分が立っているということは、色がきれいにみえるということでもあります。スペクトル上のサイドバンドが少ないから色がピュアです。これでぜひ映画を見たいですね。(視聴して)液晶や有機ELを使った他社のスマートグラスと比べて、見え方が直接的というか、はっきりしますね。パキっとしているというか、シャープで際立っている印象です。やっぱり3色発光しているせいかな、色もいいですね。 手嶋 色再現性は液晶より高いです。細かな情報についても、野球中継のスコアボードぐらいなら、なんとかみられると思います。レーザープロジェクターはスクリーンに投影するため、反射光の干渉によるチラツキの問題(スペックル)が出てきますが、レーザーを直視するためその問題もありません。ここも特徴ですね。 麻倉 確かにつぶつぶはなかったですね。自然な画です。.
麻倉 素晴らしい技術ですが、やはり気になるのは健康面ですね。レーザーと聞くだけで、網膜が焼かれてしまうのではないかと不安になってしまいます。 手嶋 世の中にあるレーザーというと、どれも高効率・高出力を目指していますが、ここでは目に対する安全性を考慮した弱くて効率のいいレーザーを開発しています。光の強さとしては、会議室の照明で目の中に飛び込んでくる光の強さとほぼ同じか弱いぐらいです。これは実際に実験した結果に基づいたものです。小さな点で面を描くため、レーザーの照射位置は常に動いていますから、単位時間当たりのエネルギーとしてはさらに弱くなります。. 私がこのデバイスを最初に体験したのは、1月のCESでした。網膜に直接投影するなんて恐れ多いことをよくやったなぁと思っていたのですが、実際に体験してみると、展示会のように人で混雑した空間でも、熱帯魚の映像が際立っていました。後の情報量に負けないしっかりとした映像の表現力がある。これも凄いと思った部分です。 これはレーザーの力でしょう。非常にはっきりしているし、RGBの発色と言う点でも申し分ない。スペクトラムも各色が立った理想的なものになっています。.
麻倉 体験した感想としては、テレビやスクリーンを見に行くという感覚ではなく、自然に向こうから来て「空間に浮いている」感じがあります。不思議に人工的な感じがしません。 手嶋 RETISSA Displayは、実視界の中に見せたい映像を割り込ませ、上書きするデバイスなのです。ディスプレーなど二次的なスクリーンに映像を投影してそこに目のピントを合わせてもらう必要がない。今までの見え方とは全然違うのではないでしょうか? 麻倉 RGBの成分が立っているということは、色がきれいにみえるということでもあります。スペクトル上のサイドバンドが少ないから色がピュアです。これでぜひ映画を見たいですね。(視聴して)液晶や有機ELを使った他社のスマートグラスと比べて、見え方が直接的というか、はっきりしますね。パキっとしているというか、シャープで際立っている印象です。やっぱり3色発光しているせいかな、色もいいですね。 手嶋 色再現性は液晶より高いです。細かな情報についても、野球中継のスコアボードぐらいなら、なんとかみられると思います。レーザープロジェクターはスクリーンに投影するため、反射光の干渉によるチラツキの問題(スペックル)が出てきますが、レーザーを直視するためその問題もありません。ここも特徴ですね。 麻倉 確かにつぶつぶはなかったですね。自然な画です。.
麻倉 民生用ではどんな用途を想定していますか? 手嶋 最終的に目指すのはスマートグラスです。どこを見ていても映像を見られますし、乱視や近視・遠視といった屈折異常に影響されず見ることができます。まずはB2B用途やギーク向けの製品としてリリースし、一緒に面白い使い方を考えられればと考えています。スマートフォンを接続すれば情報ディスプレーになりますし、スマートフォンの表示系が今後メガネ型に収束していった場合でも、対応できる機器を目指しています。. CAR LINEUP. 麻倉 投影サイズを決めるにあたっての考え方は? 手嶋 バランスを重視しました。p相当の解像度がありますが、画角を広げると、視野角あたりの解像度が下がってしまいます。あまり広げすぎると画面の端を意識して自然と眼球が動き、像が消えてしまいます。そのため画角は25度ぐらいにしています。.
AR 1 HMDRETISSA Display1 2HMD12……. 7 AR. RETISSA DisplayHDMIiPadAR AR RETISSA Display. 網膜投影 危険 VISIRIUM Technology. Q RETISSA Display3.
麻倉 なるほど、高齢化社会が進めばこういった人は増えますね。 手嶋 広く見積もれば万人程度の数に上るとも言われています。この数字は年ごろの統計であるため、現在はもっと増えているかもしれません。目の病気は不可逆で、誰しもがなりえます。われわれも例外ではありません。 麻倉 RETISSA Displayは、こういったロービジョンの人が自分の目で見る機会を取り戻す助けになる可能性があるということですね。 手嶋 はい。VISIRIUM Technologyは「レンズの機能」をスキップして網膜に届ける技術であるため、網膜や視神経が機能していることが前提となります。ロービジョンの枠に当てはまる方の中にはこれらの機能に支障がない方もいらっしゃいます。まずはこうした「前眼部ロービジョン」の人々に医療機器として届けられる製品を開発したいと考えています。 麻倉 歓迎すべきことです。いわば「補聴器」ならぬ「補視器」といったデバイスが登場することになります。 手嶋 われわれが言いたいのはまさにそれです。誤解を恐れずに言えば、われわれが目指しているのは「補聴器のメガネ版」です。HMDを使った視力支援など、狙いが近い機器はありますが、こういった機器では単に拡大して見えるようにするなど、ごく限られた機能しか提供していません。しかしRETISSA Displayはデジタル化した映像を直接網膜に届けられる。カメラでとらえた映像をより見やすく加工して届けることも可能になります。.
麻倉 民生用ではどんな用途を想定していますか? 手嶋 最終的に目指すのはスマートグラスです。どこを見ていても映像を見られますし、乱視や近視・遠視といった屈折異常に影響されず見ることができます。まずはB2B用途やギーク向けの製品としてリリースし、一緒に面白い使い方を考えられればと考えています。スマートフォンを接続すれば情報ディスプレーになりますし、スマートフォンの表示系が今後メガネ型に収束していった場合でも、対応できる機器を目指しています。. Mail News Instagram Twitter Facebook YouTube 配信通知. 麻倉 「世界初」とのことですが。 手嶋 世界初の「製品化」と考えていただくのが適切だと思います。海外にも競合がいて、近いコンセプトの製品が存在します。しかしまだ製品化にはこぎつけていません。専門的な用語で説明すると、「マックスウエル視」という方法を使っています。一本の光を瞳孔の中心に通し、網膜に導いていくものです。 麻倉 1本のビームでRGB各色を表現するわけですね。 手嶋 RGB各色を発するレーザーモジュールがあり、このレーザーの配分で色を作ります。これをMEMSミラーで細かく振動させ、画を描いていく仕組みですね。こう説明すると、よく「DLPとの違い」を質問されるのですが、仕組みは異なります。二軸で振動する1枚のミラーによってラスタースキャンして映像を描いていくものとなります。.
B2B. . BluetoothAR. …… ps3ドラゴンエイジ2攻略 . 7 RETISSA Display QD.
7 AR.
そしてビジリウムテクノロジーは、同社が誇る6つのコアテクノロジーの一つ。これまではデバイスを開発・製造してきた会社であり、消費者に直接届ける最終製品はこれが初めてだという。 「網膜に映像を投影するというアイデアはアメリカ・ワシントンの大学病院で考案され、年から92年にかけて臨床研究が行われていたという記録が残っています。ただ、当時の技術では小型化できなかった。ディスプレイはヘルメットに取り付ける形で、コントロールボックスも背中にリュックサックのように背負う大型のもの。解像度も低くて、視力も0.
私がこのデバイスを最初に体験したのは、1月のCESでした。網膜に直接投影するなんて恐れ多いことをよくやったなぁと思っていたのですが、実際に体験してみると、展示会のように人で混雑した空間でも、熱帯魚の映像が際立っていました。後の情報量に負けないしっかりとした映像の表現力がある。これも凄いと思った部分です。 これはレーザーの力でしょう。非常にはっきりしているし、RGBの発色と言う点でも申し分ない。スペクトラムも各色が立った理想的なものになっています。. 麻倉 なるほど。安全性は担保されているわけですね。少し周囲がにじむ部分印象もありましたが……。 手嶋 ここはモジュールの調整次第で改善できる部分となります。 麻倉 あとは、視界の中にすこしもやもやしたものが入ることがあります。これは何ですか? 手嶋 飛蚊症ですね。誰しも目の中には粒子状の物質などが浮かんでいるのですが、網膜投影するとこの影が映りやすくなります。. 麻倉 網膜ディスプレーの技術については、以前から耳にしてきました。どのぐらい新しい技術なのでしょうか? 手嶋 この方式自体は年代から研究されています。国内では過去にブラザー工業が製品化にトライしていますね。.
網膜投影 危険 2. BluetoothAR. B2B. RETISSA Display . RETISSA Display VISIRIUM Technology ドラゴンボール超ベジータ破壊神 HMDRETISSA Display! …… . .
他のARグラスとの最も大きな違いは、外側からは何を見ているのか、わからない点です。投影部をメガネの内側に入れられる点も技術者のこだわりポイントで、これをどんどん小さくしていけば、かけている本人しかわからない状態にできる。つまり視覚障碍者の方が身に着けていても目立つ外観にならないということです。光学部品自体をどんどん薄く・小さくする研究も進めています。 麻倉 将来的に目指すのは、完全ワイヤレスでしょうね。第1号製品は、すこしごつい印象ですが、フレームのデザインにも気を配ってほしいですね。 手嶋 両手で押さえて固定したり、ケーブルのテンションがあったりとまだまだ使いにくい面があるのは理解しています。ただメガネの形になっていますが、プロジェクター部分は簡単に取り外せますので、自作のフレームを利用したり、既存のHMDを改造したりしていただくことも可能です。RETISSA Displayはあくまでも「ライトフライヤー1号」みたいなもので、とにかく飛んでみようというものです。まずは網膜投影で映像を見てもらいたい。そのために必要十分な機能を提供する。医療用を出すまでの間に民生機を改良し、プロダクトラインを強化していきたいと考えています。 麻倉 いまは片目だけの表示ですが、欲を言えば両目にしたい気もします。 手嶋 実は2台買えば、現状でも両眼視用のHMDにできます。視差を使って立体感を出すことも技術的には可能です。1台でも高価な機種なので、2台買うというのは現実的ではないかもしれませんが……。.
麻倉 素晴らしい技術ですが、やはり気になるのは健康面ですね。レーザーと聞くだけで、網膜が焼かれてしまうのではないかと不安になってしまいます。 手嶋 世の中にあるレーザーというと、どれも高効率・高出力を目指していますが、ここでは目に対する安全性を考慮した弱くて効率のいいレーザーを開発しています。光の強さとしては、会議室の照明で目の中に飛び込んでくる光の強さとほぼ同じか弱いぐらいです。これは実際に実験した結果に基づいたものです。小さな点で面を描くため、レーザーの照射位置は常に動いていますから、単位時間当たりのエネルギーとしてはさらに弱くなります。. 麻倉 投影サイズを決めるにあたっての考え方は? 手嶋 バランスを重視しました。p相当の解像度がありますが、画角を広げると、視野角あたりの解像度が下がってしまいます。あまり広げすぎると画面の端を意識して自然と眼球が動き、像が消えてしまいます。そのため画角は25度ぐらいにしています。.
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